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北近畿学びの会
佐藤学先生が提唱されている「学びの共同体」の考えを参考に、参加者同士の意見交流を通して参加者が主体的に質のよい教育実践を追究する、北近畿を拠点とした学習会です。
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北近畿学びの会 第15回例会 報告
 今回は京都府5名、兵庫県2名、福井県1名の8名の参加でした。まさに北近畿各地から集まることができました。授業は中学校3年社会科公民「現代の民主政治と社会」でした。
 教科書のトピック的な扱いで「市長になって考えてみよう~企業の跡地利用~」という内容です。もし市長選挙に立候補することになった場合、企業の移転によってできた跡地の利用としてA公園、Bゴミ処理施設、C図書館などの入った多目的公共施設、D大型ショッピングセンターの誘致のうちからどれを自分の公約として選ぶかという課題が、授業の始まりで授業者から提示されました。生徒はまず自分でワークシートにA~Dのどの案を提案するか、その理由を記入するとともに、その案の問題点を考えました。課題を書き上げて隣の生徒と話すような状況が少し広がり欠けたところを見計らって(この間10分少しありました)授業者は4人グループになることを指示し、生徒たちは4人グループをつくり、自分の考えを述べあいました。グループに中で視線を交わしながら考えを交流しあう姿は、大変ほほえましいものがあります。
 その後全体での交流に移りました。人数的には、Dを選択に対する反論や疑問を交流しあいました。全体での交流後、再度自分はどの選択をするかを考えました。意見の変わった生徒も出てきました。ビデオの視聴後、参加者の中からはこの場面で生徒がもっといろんな自分の考えを出し合ってもよかったのではないかといった意見も出されました。
 授業はその後、では実際の選挙ではどうだろうか、ということで地域の市長選挙の新聞記事から候補者の公約が紹介されるとともに、投票率の低さが提示されました。それを受けて、ではこの投票率の低さんの原因は何かについても考えてみました。
 授業で学習していることが、自分たちの住んでいる身近な地域の現実とどのようにつながっているかを工夫しながら、生徒に考えさせる素晴らしい授業構成でした。この授業から社会科で求められている内容の大きなヒントが得られました。
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