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北近畿学びの会
佐藤学先生が提唱されている「学びの共同体」の考えを参考に、参加者同士の意見交流を通して参加者が主体的に質のよい教育実践を追究する、北近畿を拠点とした学習会です。
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北近畿学びの会 第14回例会 報告
 今回は、中学校3年社会科公民「消費者の権利と保護」でした。この授業者の授業では予習として、生徒は次の社会科の授業で学習する教科書の該当ページをノートにまとめるとともに、疑問に感じたことや感想などを記入してきます。授業が始まるとすぐに4人グループになり10分程度、予習してきたノートの記入事項にもとづいて各自が疑問やわかったことを出し合い交流します。4人グループの時は自分が調べてきたことを説明したり、質問への説明をしたりするなど、どのグループでも活発な会話が見られました。生徒の表情からも楽しそうな様子が見てとれました。その後、全体で深めああいに移っていきました。発表したい生徒が数名挙手し、授業者がそれらの生徒の発表順を指示していきます。はじめの生徒が消費者主権の意味について説明し、そのことについての自分の考えを付け足して発言しました。授業者は「なるほど」といった言葉を述べて、次の生徒の発言に移っていきます。次の生徒は、自分の前に発言した生徒の内容と関連する内容を考えて発言し、同様に自分の意見や感想も最後に付け足します。授業者はその発言を聴き、キーワード的な事項を板書していきます。この時間に授業者自身が生徒に投げかけた発問は、財とサービスについてどのようなものがあるのか具体的にあげてみようということぐらいでした。
 授業の大部分が生徒の発言、説明で流れていきます。授業者の「今の発言に上手くつないでいこう」とか「いいことに気がついたね」などの言葉が印象的でした。
 ビデオ視聴後の意見交換の中で参加者から、生徒主体の授業の進め方はよいが、授業の構成が羅列的になってしまうのではないかといった意見も出されました。しかし、生徒から出てきた発言を授業者がキーワードを拾い上げ板書の中で関連づけながら構成することで教科書の書かれている内容は押さえられていっているように見えます。
 このような授業は、生徒の発言をどのように拾い上げて深めていくかという点で、授業者の教材に対する理解の深さと瞬時の判断力が求められるように思われます。
 
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