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北近畿学びの会
佐藤学先生が提唱されている「学びの共同体」の考えを参考に、参加者同士の意見交流を通して参加者が主体的に質のよい教育実践を追究する、北近畿を拠点とした学習会です。
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北近畿学びの会 第11回例会 報告
北近畿学びの会 第11回例会 報告

今回は、小学校6年社会科で歴史縄文時代の学習で、「土偶から縄文人の心を探る」という内容でした。20人ほどの学年単学級で、1時間を通して4人グループの座席配置で授業は進められています。
 「土偶とは何か」ということを各グループに渡された、いくつかの土偶の写真を見ながら、想像したことを出し合いました。その形から土偶は女性、出産に関係があるのではないかと考えあいました。また、土偶の目的は魔よけ、おもちゃ、鑑賞するため、出産のお祝い、無事出産できることを願うお守り、生まれた赤ちゃんを表現した記念品ではないかといったことが、グループで相談したり、自分の考えたことを全体で出し合い、人の考えを聞いたりする中で出てきました。
 次に、土偶の体の一部分が欠けていることの理由をグループになって考えました。その中でけがをした人が同じところをまたけがしないようにお祈りしたとか、土偶を割り壊れた破片を持ち合うことが何かありがたい神様をみんなで分け合うという意味があったのではないかなどの考えが出されました。
 授業者は結論を示すことなく授業を終了しました。そのことでかえって子どもたちが「なぜ」という疑問を持ち続け、授業後も考え続けることをねらいにされているように感じられました。
 参加者からは一様に子どもたちが授業者の発問に対して、長時間しっかり聴きあって考え続けている姿に驚きの感想が述べられました。授業者の普段からの丁寧な指導が感じられました。めざすべきあり方の一例を示していただけたすばらしい授業でした。
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