北近畿学びの会
佐藤学先生が提唱されている「学びの共同体」の考えを参考に、参加者同士の意見交流を通して参加者が主体的に質のよい教育実践を追究する、北近畿を拠点とした学習会です。
北近畿学びの会 第9回例会 案内
北近畿学びの会 第9回例会を次のとおり開催します。



日時 平成25年(2013年)7月12日(金)19時~22時

場所 綾部市市民ホール
    http://www.city.ayabe.lg.jp/shisetsu/hall/03.html

参加料 ¥200

内容  未定 授業ビデオを視聴し、その後意見交換します。

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北近畿学びの会 第8回例会 報告
北近畿学びの会 第8回例会 報告
 今回の授業は中学校1年、社会 地理 「世界人口の60%が集中するアジア州」でした。
 まず、世界の人口の推移のグラフ、世界の地域別人口の推移のグラフから、わかることを確認しました。世界人口の6割をアジアの地域で占めていることがわかりました。
 次に、アジアの中でも特に人口の多い国について、白地図上で国に色を塗ることで場所を確認しました。そのことから、アジアの中でも特に南アジア、東南アジア、東アジアの国々に多いことがわかりました。
 教科書に、「これらの国々では今後も人口が増えると予測されています。」と書かれている点について、今回の授業では主発問として「なぜ、南アジアや東南アジアの国々では今後も人口が増えるのか」が設定されました。
 ここで、グループになって10分ほど考えを伝えあい、聞きあいました。
 男女は市松模様に席が設定され、4人を中心としたグループの様子は、子どもたちの表情もよく、自然に男女間で視線を合わせて聞きあうことができていました。
 1年生の6月の段階でこのような授業の様子が見られることは驚きです。どの参加者からも授業での子どもたちの良い状態に感心したという感想が述べられました。授業では毎時間どこかでグループを取り入れているとのことでした。
 グループの後、全体で交流しました。その中には「経済成長が進むので暮らしが豊かになり人口が増えると予想される」とか「西アジアから人口が移動してきているので南アジアなどの人口が増えている」などの考えがありました。
 この点について、なぜそのように考えたのかを問い返してみるなどしながら、全体で考えを深めることができたらいいのでは、という意見が参加者から出されていました。
 今回の発問は難しかったかもしれませんが、子どもがいろいろなことを考えられることができたと思います。
 世界の人口の増加、減少の国の傾向をさらに詳しく見て行って、なぜそのような現象が起こっているかを考えることでその国の問題点など見えてくるきっかけになったと思います。
 私自身、インドネシアとマレーシアは東南アジアの隣同士の国で人口も似たようなものかと勝手に思い込んでいましたが、2.4億人:0.28億人と10倍近くも差があるのはなぜかと疑問に思いました。
 参加者から「その時間で疑問点がわかったという授業でなくても、その後になぜかな、とつながる授業、そして、後のいつかの授業で、前に疑問だったことが解けたり、さらに深められる授業、こどもが夢中になれる授業が良い」との発言がありました。
 今回6名の参加がありました。授業ビデオを提供していただいた先生、ありがとうございました。また、今回、ポイントを絞ってうまく撮影されていて授業での子どもの様子が大変よくわかりました。撮影いただいた先生、ありがとうございました。